• 強靭な膜性能：分子間の結合エネルギーが大きいSi-O-Si （シロキサン:SILOXANE） 結合3次元分子構造※。
• キラキラとした美しい光沢：　定着膜自身がクリアなガラス骨格構造。
• 劣化しにくい無機骨格：　酸化・紫外線劣化が少なく、温度変化、油分、酸・アルカリに強い。

分子配向技術により撥水性を最適化

• 水シミ・ウォータースポットの発生しにくさと、気持ちの良い撥水性を高次元でバランスコントロール。

Si-O-Si：3次元ガラス骨格分子　　　　 R：コーティング面と結合する分子

強さのわけ

従来の天然ロウ（カルナバなど）を主成分とするWAXや、シリコーンオイルを主成分とするポリマーコーティング剤は「線状（2次元）分子構造」となっており、分子間の結合力は比較的弱いものです。

これに対しSi-O-Si （シロキサン:SILOXANE） 結合した3次元ガラス骨格分子構造ポリマーは分子間の結合力が高く、その骨格はガラスに近似しているので、無機質化して安定した強い皮膜を形成することができます。

密着力

多官能有機官能基Rがボディ塗装面と強固に結合します。このため密着力が高く雨などにさらされても非常に流されにくく、塗装面に長く留まっていることができます。
3次元ガラス骨格構造ポリマーの耐久性は、従来シリコーンオイル系の3倍

撥水性

分子中のメチル基配向制御により、優れた撥水効果を有します。

熱・酸性雨/酸化・紫外線による劣化

上記の3次元ガラス骨格分子構造は分子間の結合力が非常に大きいため、250℃の高温雰囲気下でもほとんど分解・劣化・変色が起こりません。

上記のガラスに近似した無機質改質により酸などの薬品や油汚れに侵されにくく、酸性雨からの塗装面保護にも最適です。また、皮膜自身の酸化による劣化もほとんど起きません。

日光の強烈な紫外線による劣化が少なく耐候性に優れています。